運転免許の返納で受けられる特典とは?同時申請できる証明書でGET

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あぜ道散歩におつきあいいただきありがとうございます、つむぎです。

今回は、近年度々注目を集めている運転免許証の自主返納制度についてです。

高齢者に免許返納を促す声は高まる一方の昨今ですが、本人の意識や加齢による影響というのは個人差が大きいですし、何よりも地方ではマイカーに代わる「生活の足」を確保するのが厳しい状況もあります。

免許を返納することによって、明らかに自分の生活が不自由になるとわかっているのに進んで実行する人はいませんよね。地方に住む私としては、過去には父が…やがては夫も私も直面する問題なので他人事ではありません。

各自治体や事業者等も、その対策としていろいろな特典を設けたりして、あの手この手で高齢者への呼びかけを行っています。

どのような特典があるのかを紹介していきますが、中には、他にないユニークなものもあるんですよ。

もちろん、返納することによって生じるデメリットもありますから、そのことで返納にふみきれない高齢者も少なくありません。その説得にあたっては家族にも配慮すべきことがありますので、併せてお伝えしていきます。

運転免許自主返納の特典とは?

特典を受けるためには、まず「運転経歴証明書」を交付してもらう必要があります。

運転経歴証明書の交付

運転経歴証明書とは、過去に運転免許証を持っていたことを示し、身分証明書代わりになる(平成24年4月1日以降に交付されていること)ものです。金融機関などで本人確認に使用できます。

各警察署や運転免許更新センターで免許返納と同時に申請できます。

警察署は顔写真(大きさと背景の指定あり)持参の必要があったり、交付までに日数を要したりします。

一度に済ませたいという方は、運転免許更新センターでの手続きをおすすめします。事前の写真準備は必要なく、即日交付とのこと。どちらも手数料(1100円)や認め印を準備。詳しくは各県警のHP等をごらんください。

 

自主返納と同時申請するのがおすすめですが、運転経歴証明書について詳しく知らず返済のみ済ませてしまったという方もいらっしゃるかもしれませんね。後日手続きをされる方については、「取消通知書」「身分証明書(保険証等)」があれば申請できます

ただし、自主返納後5年以上が経過している方や、交通違反等により免許取消しとなった方、免許を失効させた方は運転経歴証明書の交付を受けることができませんので、ご注意ください。

各種特典について

運転経歴証明書を提示することで、各地の交通機関や事業者が返納者を対象に行う割引サービスを受けられるメリットがあります。

サービスの多くは共通していて、以下のようなものです。

  • バス・タクシーの料金割引
  • 電動カートの購入補助
  • 買い物・飲食・宿泊などの割引サービス

 

九州の例ですが、ユニークな支援もありましたのでご紹介します。

  • 宮崎:信用金庫 定期預金の金利上乗せ
  • 大分:廃車費用無料・家族車の車検費用割引など

移動手段を確保し充実した生活を続けられるよう様々な支援が行われていますが、内容は地域の実情に応じたものであり、各自治体や事業者等によって違います。

「高齢運転者支援サイト」というものがありますので、参考にどうぞ。

運転免許返納の3つのデメリット

運転免許を手放すことで心配されることが、いくつかあります。公共交通機関が整っている都市部に比べ、地方は特に深刻です。

  1. 今まで一人で自由に出かけていた場所への移動が困難になります
    例えば、買い物、病院などです。田舎では、これが最大のデメリットだと思います。
  2. 家族の負担も増えます
    本人だけでの移動が難しくなるわけですから、家族の負担が増すのは当然です。高齢夫婦だけで生活しているなど、家族の支援が期待できない場合は困窮しますね。
  3. 外出の機会が減り、認知機能低下のリスクが心配されます
    車を運転しなくなることで、自分の好きなときに好きなところへ自由に外出する機会が激減!外出そのもへの意欲もなくなり、引きこもってしまうというリスクを抱えることになりかねません。

    外界からの刺激が少なくなるぶん、記憶力や判断力の低下につながり認知機能の低下が早まるのは心配ですよね。

返納を渋る高齢者を説得するための3つのコツ

免許返納を促したい家族がいらっしゃるようでしたら、返納前にまずご家族で話し合ってみてください。車を使わなくなることで、これからの生活にどのような不都合が生じるのか、解決策はあるのかなどを皆で共有する必要があります。

  1. 「老い」「衰え」を感じさせるような言葉はNG!
    切り出しの言葉は非常に難しいです。どれほど歳を重ねても、行動力があった人ほど”自分はまだまだ大丈夫だ”と思っています。プライドも高いです。

    それなのに、「もう歳だから…」「認知機能が衰えてきているから…」など、あからさまに老いを感じさせるような指摘は逆効果です。その先の話には耳も貸してもらえなくなるようでは困りますよね。

    ずいぶん前になりますが、私の父の場合も例外ではなく、家族みんなで追い込むような状況になってしまいました。その話になると、聞こえないふりで無視、往生しました^^; 後で言葉を選ぶべきだったと後悔したものです。

  2. 車を手放すことで軽減される費用を提示する
    車を所有することでかかる費用を大まかに計算し、費用対効果の面から考えてもらう方法もあります。

    ガソリン代や自動車税、任意保険、車検等々…。中には駐車場代がかかっている車もあるかもしれませんよね。ざっくり計算して具体的な数字にしてみると、視覚に訴えることで案外効果があるものです。

     
    さらに、自主返納をすることで受けられるバスやタクシーの割引サービスなどを併せて伝えるようにします。た、可能であれば家族による送迎を増やすなど「生活の足」の確保を約束することで安心につながるでしょう。

  3. 家族が思いを共有しながら説得に当たる
    免許返納の説得を家族の誰か一人だけで担うのは厳しいです。家族全員が思いを同じくし、一丸となって進めていくべきです。もちろん、みんなで追い詰めるという意味ではありません。

    当事者と家族一人一人の関係性や共有できる時間はそれぞれ違うはずですから、説得する際の切り出し方もその人数分だけあると思います。

    でも、それらの根っこの部分は一つの同じ思いです。誰もが自分のことを考えてくれていることが伝われば、真剣に向き合ってもらえるはずです。

まとめ

運転免許の返納を渋る理由は、やはり買い物や通院が不自由になることへの不安が一番大きいと改めて感じました。田舎住まいの私の将来を考えても、まずそこです。バスや電車がどれだけ割引になったとしても最寄りのバス停や駅が遠く離れていては利用のしようがありません。

各自治体や事業者には、高齢者の運転に代わる移動手段の確保がさらに広く充実していくことを期待したいものです。

ということで、

  • 運転免許の自主返納で特典を受けるには、まず運転経歴証明書を交付してもらうことが必要
  • お住いの地域によって受けられる特典には違いがあります
  • 運転経歴証明書を提示することで受けられる特典を活かすと同時に、家族の支えも必要

 
残念ながら、特典というにはまだまだ充分でないのが現実ですし、それぞれの地域で格差もあります。それでも、高齢ドライバーによる事故は、免許を持つ親世代も、その子世代も他人事ではなく自分たちのこととして考えていきたいものです。

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