親が認知症かも!?受診渋った時の対処法を私の体験から解説!

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あぜ道散歩におつきあいいただきありがとうございます、つむぎです。

今回は、認知症についてお伝えします。

最近では、認知症をテーマにした数多くのTV番組や雑誌等が溢れていますから、知識ゼロですという方は少ないかと思います。

私にも認知症の母がいますが、病気を疑い始めた最初の頃は、どうしよう、もしそうならすぐ治療しなくては…何と言って母を病院に連れ行こうか…とあれこれ考え悩みました。当時は母もまだまだ元気でしたから、唐突に「検査に行くよ!」なんて口が裂けても言えません。

あなたも考えてみてください…ご両親に認知症の疑いが見えたら、どのようにして病院に連れて行くか悩みますよね?

でも、本人を傷つけずに上手に病院に連れて行く方法があるんです。あなたの愛する大事な家族ですから、尊敬を込めて対応すればそれほど難しいことではないんですよ。

そこで、これから認知症の疑いのある親を上手に病院に連れていく方法を、私の体験をもとにお伝えします。

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認知症の検査を受けてもらうために考えられる5つの方法

さて、まずは本人にどうやって認知症の検査を受けてもらうかについて考えます。

認知症が疑われたら、もちろん早く専門医に受診すべきですが、はい、行きましょう!とはなりませんよね。

本人に説明して納得が得られた上で受診するのが最も望ましいのですが、納得しないケースも多々あります。その場合、認知症の特徴に合った、いろいろな工夫が必要になってきます。

次にあげた5つの方法から実行できれば幸いですが、いかがでしょう。2~4については、医師の協力や多少の演技が必要です。

  1. できるだけ抵抗の少ない科を受診する
    認知症専門の診療を受けるには、通常であれば「物忘れ外来」や「精神神経科」「神経内科」などを受診する事になります。ですが、初期の認知症の人には、「精神神経科」などは特に抵抗があるので、まずは「物忘れ外来」「心療内科」「神経内科」などで一般的な診断を受けることをおすすめします。その際、本人が「私はそんなところはいかないよ、病気でもないのに…」と渋るようであれば、「そうね、でも年齢のことを考えれば心配だから、逆にまだまだ大丈夫ってことを証明してもらいに行こうよ」と誘ってもいいかと思います。実はこの方法、私が母に誘いかけた言葉です。娘としては母の人格を否定するような後ろめたさも感じながら、父の受診時に一緒に診てもらおうねと誘ったのです。うちの場合は、意外にもすんなり受け入れてくれ、診察・検査もスムーズにいきました。初回の検査結果は、ボーダーラインというところでした。その後定期的に通院はしていましたが、当時を維持するのは厳しく現在に至ります。
  2. かかりつけ医がいる場合は、協力をお願いし「知り合いのよい先生を紹介しよう」とすすめてもらうようにする
  3. 「保健所に健康診断に行きましょう」と誘う
    病院よりもいくらか抵抗の少ないであろう保健所に誘うのもひとつの方法として考えられます。ただし保健所ではCTやMRIの検査ができないため、保健所から、改めて病院への受診をすすめてもらうことになります。
  4. 「私の健康診断についてきてください」とお願いする
    診察室にはあなたの名前で呼んでもらい本人と一緒に入ります。まずはサラリとあなたの診察を偽装(?)後、本人の血圧等もついでに測りましょうなどと言いながら診察に移行してもらうようにします。協力をお願いできる医療機関がおありでしたらということになりますが、うまくいくことも多いそうですよ。
  5. 頭痛やだるいなど体調がすぐれないときなどに、それをきっかけに受診する
    あまり心配ない程度の頭痛であったとしても受診し、途中から認知症の検査に移行してもらう、あるいは専門医を紹介してもらうようにします。

認知症が疑われる場合どう対応するのか

初めのうちは、「あれ、どうしたの?」「なんか変だよね」程度です。小さな変化は家族でも気づきにくかったりしますから。

もし、検査をするまでもなく明らかに認知症の症状が見受けられるようであれば、間違いを強く正したり、叱責したりすることは避けたいものです。本人が自信をなくしたり劣等感を持ったり、あるいは、逆に家族への敵意すら抱くことにもなりかねません。

よく見かける資料に次のようなものがありますよね。

  • 家を出たきり帰る場所がわからなくなる
  • 約束の時間や場所を何度も聞いてくる
  • 片付けができず雑になったり、いつも探しものをしている
  • 誰かが自分のものを盗ったと騒ぐ

などの様子がみられたら、専門の医療機関に行きましょう…と。

もちろん、これだけでの判断は厳しいと思います。他にも、同じ物忘れでも朝食に何を食べたか忘れるのは加齢によると考えられますが、認知症の場合は、朝ごはんを食べたこと自体を忘れるという違いがあったりもします。

ただ、やはり個人差がありますから症状の表れ方も一律ではなく、マニュアル通りにはいかないはずです。それでもなんとか早く気づいてあげてほしいのです。

確かに認知症の初期については、本人もまだまだしっかりしている部分が多く、いわゆる老化現象と見分けるのは難しいところもあると思います。ただ、認知症といっても多くの症状や種類があるようですし、症状によっては治るものもあると聞いています。

徐々に変化するものは、毎日接する家族ではかえって見極めるのが難しいことかもしれません。でも逆に、家族だからこそ気づけたよねっていう部分もあると信じたいですよね。

受診する際の家族の心構え

本人の受診に付き添うのは、できるだけふだんの生活ぶりを知っている人が適任です。
そして、次のような準備もしておくと、きちんとした情報を医師に伝えることができます。

  • もの忘れはどの程度か、日常生活に支障をきたすほどのものか?
  • 最初の異変はいつごろか、なんとなく気づいたのか、突然に出てきたのか、きっかけは?
  • この半年の間に症状は進行したか ?
  • 本人のこれまでの病歴についての記録

対処が遅れたわが家の場合

実は、私の実家の母の場合も対応が遅かったと後悔しています。

認知症かも?と疑ってみるも、どこに?誰に?相談すべきかわからないのでとりあえず、特別養護老人ホームで栄養士をしている友人に相談。そしたら、まずは、市役所の『地域包括支援センター』に行って相談しておいでとのことでした。心療内科で初めての受診後、いくつかの手続きを経て要支援1という通知がきました。

数年前、当時母は元気でしたが、父のほうが糖尿病や高血圧、おまけに歩行が徐々に厳しくなったりと足腰が弱ってきていました。排泄面でも時々手を取るようになりバタバタしていたようです。母と弟は日々忙しい思いをしていましたが、私に手伝えるのは、時々実家に様子を見に行くこと、できるだけ通院の付き添いを引き受けることくらいでした。

今考えれば、この頃から母の病状は じわじわと進んでいたのかもしれません。おそらく父の介護で精神的には予想以上に参っていたのでしょうね。外傷と違って心は見えませんから。

一緒に住んでいると微妙な変化はかえってわかりにくく、同居する弟も気づけなかったのかもしれません。もちろん、週1程度でもなかなか気づけなかった私…父の通院時には母も必ず付き添っていましたが、送迎の車中では毎回同じことを繰り返すのです…「このあたりもずいぶん変わったねえ、こんな建物までできて…」いえいえ私が小学生の頃にはすでにこの町並みでしたよ、また始まった…その繰り返しでした。

友人からも年をとると昔のことばかり言うし、何度も同じことを言うよと聞いてはいたので、仕方ないかとも。もちろん、もしかしたら…という懸念もなかったわけではありませんが、認めたくない気持ちのほうが強かったのかもしれません。

そうこうするうちに、父の介護のほうがさらに大変になってきていたので、皆そちらにすっかり気を取られていました。母のことも放おっていたわけではありませんが、この頃はまだ本人に物忘れの自覚もあったので、しっかりしてよと言葉をかけながら病院からのお薬を続けているような状況でした。

昨年、父が他界してからはなんとなく気力が萎え、要支援2をスルーし要介護1となってしまいました。そして数ヶ月前には飲んだ風邪薬が合わなかったらしくフラついて転倒。利き腕の手首を骨折し…一気に覇気がなくなりました。

そしてつい先日、介護度が1から2へと変更になりました。本人だけでできることが減り、介助すべきことがより多くなってきたからでしょう。実家へ行く度に、何だったら興味を持ってくれるだろうと常に思案中です。

(※介護度の低い順に、要支援1、2、要介護1、2、3、4,5。段階の違いで受けられるサービス等の内容が違ってきます )

以上がわが家の現在に至るまでの大まかな歴史です。

尊敬する親が目の前で壊れていくさまは、なんとも言葉にできません。もしもあなたが、今まさに親を検査に連れて行こうかどうしようかという状況でしたら、早いほうがいいです。軽度であれば、それ以上の進行を遅らせるような手立てをとることが可能かもしれないのです。

そして、たとえ認知症ということが明らかになったとしてもすべてが失われるわけではないのですから、残された能力で今できることを大切にしてあげてください。

そんなあなたに強くお願いしたいことは、ひとりで抱え込まないということです。母の担当をしていただくケアマネージャーさんが、おっしゃいました。「使えるものはなんでも使って!周りの人もいろんなサービスも…家族も元気でないと介護はできないから。共倒れが一番悲惨ですよ。」と。

まとめ

認知症も早期発見早期治療が重要です。

身近な人に認知症の疑いが出てきた際には、早めの行動をお願いします。知り合いで知識を持っていそうな人に聞いたり、地域包括支援センターに相談に行ったりしてください。該当する病院や介護保険、受けられるサービス等についても詳しい説明を受けられるはずです。

認知症の検査のために、親を初めての病院へ連れて行くのはなかなか難しいことですが、なんとか工夫し突破してくださいね。

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