終活はいつからするもの?スムーズに進めるため方法もあわせて紹介!

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あぜ道散歩におつきあいいただきありがとうございます、つむぎです。

私は、この数年「終活」を考えている一人ですが、父の他界をきっかけに本気で考えるようになりました。

本気で!というのには訳があります。

「終活」は、本来人生の終焉のための準備…簡単に言うと、葬儀やお墓のことなど死後の準備を指すものだったといいます。ところが、今では身の回りの整理や介護等の準備など、残された人生をよりよく生きるための準備という意味合いも含まれるようになってきています。

もちろん、今や長寿社会において大事なことではありますが、本当に必要な「死後の準備」が後回しになるのは大問題です。

終活を考えるときに陥りがちなのが、自分が準備するのは入院や介護など他界する一歩手前までと思ってしまうことです。いえいえ実際には、そこから多くを遺された家族が行うのです。それらがどんなことかを認識すれば、自分がやっておくべきことは決して少なくないと思うはずです。

では、本気の終活で真っ先に始めるべきことは何なのか。順に示しながら、実例とともに説明していきます。

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終活はいつから始めたらいいの?

一般的には、50代後半くらいからなんとなく頭の隅にチラチラとよぎる言葉ではあるようですが、決まりはありません

「終活」という言葉が気になってきたら、そのときが始め時だと思います。あなたの年齢やそのときの家族の状況などで、やるべきことは少しずつ違うとは思いますが。

人は、それぞれに人生の節目と感じることが何かしらあったりするものです。子どもたちの独立や自身の退職など明確なこともあるでしょうし、あるいは親のことや精神的なことも。

 

あなたが、家族や自分のこれからを考えようとするとき、多くはそのタイミングで何かしら始めようと思うはずです。もちろん、すぐに終えられるものではありませんから、少しずつ時間をかけて整えていきたいものですね。

家族に迷惑をかけないための終活とは

自分の余生の充実についてはひとまず置いといて、体力、気力のあるうちに今すぐやっておきたい終活の内容とは、大きく次の3つです。大枠でまとめてはみましたが、お金のことは、他の2つにも十分絡んできます。

  • お金に関すること
  • お葬式に関すること
  • お墓に関すること

まずは、優先度が高い「お金に関すること」から見ていきましょう。

お金に関すること

大まかに次のことが考えられます。

  1. 預貯金の口座を整理しておく
  2. 加入中の保険についての情報を明確にしておく
  3. 不動産や株式、借入金等負の資産まで、あればすべての情報を明確にしておく
  4. 遺言書の有無を示しておく
  5. 本籍地を明確にしておく

①~④については、一般的にもよく知られていることのようですし、文面そのままに理解していただけると思います。

※ 口座整理については、関連記事がございます。
「銀行を整理して口座縮小!お金の流れが見えるとお小遣いも増えるかも」

 

⑤については、意外に盲点です。

現住所と違って、本籍地を意識する機会はほとんどありませんよね。ところが、重要な書類を書く際に限って、必要だったりするものです。

相続人の確定には、亡くなった方本人の出生から死亡までのすべての戸籍謄本が必要です。戸籍謄本は、それら本籍地で取得することになるので、本籍地が複数ある場合は全部を揃えるまでに時間がかかってしまいます。

家族が直接出向くことができない場合には、郵送での取り寄せになりますからさらに時間がかかります。

ご自分の本籍地を明確にしておくこと、特に複数ある方は大事です。

たとえば・・・

ここで、本籍地の話からは多少ズレますが、わが家でのちょっとしたハプニングをご紹介します。相続が絡んだときに発覚したらとっても面倒になったことと思います。あなたへの注意喚起の一つになれば幸いです。

子どもが新車を購入し、車庫証明を撮ろうとしたときに、その土地がわが家のものでなかったことが発覚。

実は、義父とその土地の所有者との売買は成立して支払いも済んでいたのに、名義変更をしないまま何年も経過していたのです。驚きもしましたし、当事者同士がどちらも亡くなっていたため、その息子同士でのやり取りとなりました。

幸い揉め事もなく晴れてわが家のものになりましたが、司法書士事務所に何度も足を運び、時間もお金もかけてやっと完了!!当時、義父が事務手続きまできちんと終えてさえいれば、また、事の経緯を誰かに伝えてさえいれば、これほど面倒なことにはならなかったでしょう。

ただ、一つ不思議なのは、夫と私のときはどうして車庫証明がスムーズに通ったのか…??? 何はともあれ、発覚してよかったです。これがもっと先で見つかっていたなら、さらに面倒なことになっていたはず。子や孫の代まで先送りするわけにはいきませんもの。

 

土地などの不動産をお持ちの方は、できれば機会を見つけ、名義は誰になっているのか確認されることをおすすめします。案外思い込みが違っていたなんてケースもあるらしいですよ。

また、訳あって家族関係が多少複雑な場合などは、あなたと相続人の関係が分かるような相続関係図等あると遺された家族も助かります。

お葬式に関すること

亡くなった直後から、子どもや家族はその死を悼む間もなく、お葬式の準備にまっしぐらです。そのときに、以下のことが一つでもクリアされていれば、その準備にかかる手間や時間がかなり違ってくるでしょう。

  1. 葬儀社を決めておく
  2. 菩提寺の連絡先、参列者の人数把握、遺影写真を決めておく
  3. 訃報を誰に伝えるかを記録しておく
  4. すぐに必要な現金を準備しておく

病院で亡くなった場合、それぞれの病院で多少の違いはあるかもしれませんが、遺体をそこの霊安室に長時間安置するのもなかなか難しいそうです。早急に葬儀社を決定し、遺体をできるだけ早く搬送しなければなりません。

搬送するためには、もちろん搬送先(自宅、あるいは斎場など)を決めなければいけません。

 

病院との諸手続きが終わったら、次は、葬儀社との打ち合わせです。見積書作成のために、いろいろなことを即座に決めていかなくてはなりません。。菩提寺の有無、菩提寺への連絡、宗派、親族と参列者の人数、葬儀場所、葬儀内容等々。

このときに、遺影写真の手配もお願いされるのですが、これに大慌てする人も少なくないようです。ぜひ、お気に入りの写真を用意しておきましょう。

葬儀の場所や日程が決定したところで、親族や家族との交友関係に基づいて訃報の連絡をするのですが、そこで困惑する人もいらっしゃるでしょう。

また、お通夜、お葬式では、お布施などすぐにまとまった現金を手渡しすることになります。葬儀社への支払いも、現金振込等でおよそ1週間~1ヶ月以内で完了することが要求されます。

たとえば・・・

私の実家の場合は、冠婚葬祭を扱う会社に長年積み立てをしていました。親との世間話でそのことをぼんやりと知っていたので、父が長くないとわかった時点で心当たりの会社へ連絡しました。

年数が経っていて、グループの組織などが若干変わってはいましたが、「確かにお預かりしております」ということだったので、葬儀社選びに迷うことはありませんでした。ついでに、大まかな見積もりも事前に出せるというので、数日後には出向き見積書を作ってもらいました。

そんな、まだ亡くなってもいないのに…と躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、かなりゆる~い余命宣告があってのことでしたから、遺された家族の準備期間を父が用意してくれたのだと思うようにしました。結果としては大正解だったと思っています。

事前の打ち合わせは、気持ちにもある程度の余裕があるはずですが、それでもその場では決めきれず保留にした部分が数カ所ありました。ましてや亡くなった当日にあたふたしながら全部を進めていくなんて、冷静な判断は難しいと思います。

そう考えると、急な事故や病気で亡くなったケースは想像を絶しますよね。

 

余談ですが、関係者の話によると、最近ではご自分で自身の葬儀について予約されていく方も珍しくないとか。

棺はこれで、骨壷はこれで…とグレードまで指定し、満足気に帰って行かれるそうです。それなりの費用も余裕で準備できる方だとは思いますが、もし自分の親がそうであったなら、ずいぶん心強いですよね。

 

現金の準備については、病院への支払いやお布施など、まずは数日中にかなりまとまった金額が必要ですし、葬儀社への支払い期限にもさほど余裕はないのです。

葬儀費用を払えるくらいの預貯金は残しているから、そこから払ってくれれば問題ないと思われている方がいらっしゃるかもしれません。が、もちろん、口座凍結を解除するのに書類が思うように揃わず時間がかかる場合もあります。

たとえば、生命保険で用意しておく方法もありますが、それが葬儀費用に充てるものだと家族にわかるようにしておくことも忘れてはいけません。

 

たとえば・・・

私の実家の場合は、銀行の「家族信託」というものを利用していて、指名されて証書を預かっていた私が引き出し、葬儀費用全般に使わせてもらいました。とても大助かりで心強かったです。

※「家族信託」については、「葬儀費用は相続財産から払えるの?遺族の負担軽減のためにできること」をどうぞ。

 

お墓に関すること

お葬式が終われば、お墓の問題です。遺骨は、しばらくは自宅に安置されますが、納骨は四十九日法要や一周忌法要と併せて行われることも少なくありません。

  1. 先祖のお墓をどうするか決める
  2. 自分が入るお墓を家族に伝えておく
  3. お墓の費用を準備する

ご自分のことはもちろんですが、その前に、あなたが先祖代々のお墓の管理人である祭祀継承者という立場であれば、そのお墓をどうするのか考える必要があります。

そのお墓を残すのか、移すのかを決めるのです。移転にしても、同じ墓地内の永代供養墓とするのか、別の地域に移すのかによって自治体での手続きが必要になってきたりもします。

 

そして、ここからがご自身のことになります。あなたはその先祖の墓に入るのか、別の墓に入るのか

新たなお墓を購入することになれば、家族のこれからも考え、十分な話し合いが必要でしょう。最近では、樹木葬や散骨等、これまでの慣習にとらわれない様々な選択肢がありますから、選ぶ内容によってはそれなりの時間がかかるかもしれませんね。

決定がどうであれ、金額に違いはあるものの、それぞれにお金はかかります。

先祖代々の墓や自分の墓を子どもに託すのであれば、今後負担してもらうであろう費用も準備するのが理想ではありますが…。保険で準備したり、生前贈与、遺言書に記したりなど、なんとか少しでも助けてあげることを考えたいですね。

 

たとえば・・・

私の実家では、父の納骨をする際、(ご先祖様の骨壷で)中が結構満杯状態だったので、置き位置を変えたりしながら空きスペースをいくつか作り、無事収めました。

ただ、父の後に続くものは2人しかおりません。この先数十年もしないうちに永代供養となる運命かなと寂しく思いながらも、悲しいかな…頭の片隅では、その費用どうする!?という心配のほうが勝っていました(笑)

 

高齢の親との向き合い方

あなたのように終活に興味を持ち、考えるだけの体力と気力がある人は、これから自分のことを少しずつ進めていけば大丈夫です。

が、もし高齢の親御さんがいらっしゃる方はいかがですか、上記のような情報がきちんと残されている可能性はありますか?

お元気ならば、ぜひ今のうちに話題にしてください。頭はしっかりしてるけど体力がないという親御さんであれば、知り得た情報に基づいてあなたが動けばいいだけのことです。

同じ手続きをするのに、書類の名義人が生存しているかいないかでは煩雑さが雲泥の差です。ご存命であっても各種手続きの場に本人が同行できるかできないかでは全然違ってきます。

たとえば銀行などは、本人が外出できる状態で連れていけるようであれば、その場で代筆は可能だったりしますから委任状などの書類が追加されることもありません。

手続きをする書類の種類によっては、たとえ実の親子の場合でも、本人不在では委任状や実印を持参しても全く受け付けてもらえないものもありますから、お元気なうちに手続きできるものは済ませておくことをおすすめします。

 

親御さんの財産の多少など生前の暮らしぶりに関係なく、亡くなった後に家族がやるべき面倒なことは、平等にあります。しかも期限付きのものまで。だからこそ、生前にやれることは済ませておきたいし、自身の親にも協力してもらいたい事柄なのです。

親が遠方に住んでいるから厳しい…と思っているあなたこにそすぐに考えて動いてほしいものです。亡くなった後の数ヶ月は、本当に慌ただしいものですよ。やるべきことが、一つでも少ないのはありがたいことだとその時になってからしか実感できないかもしれませんが。

まとめ

人間生きていくのは大変ですが、死ぬのも大変だとつくづく考えさせられますよね。あの世からお迎えがくる前に、もちろん認知症も忍び寄ってくる前にやるべきことがたくさんありすぎます。時間を無駄にできませんね。

では、まとめます。

終活は、家族や自分のこれからを考えようとするタイミングで取りかかりましょう。まずやるべきは、お金・お葬式・お墓 のことです。

あなたが亡くなった後のことは、遺された家族が整理し片付けていくしかないのですが、それは時間も労力も、そしてお金もかかることです。

当然のことながら、遺された者にしかできないことはありますが、あなたが生前にできること、やっておくべきことも数多くあると思いませんか。

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