加齢が日常生活に影響するのは?親にこんな特徴があったら要注意!

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あぜ道散歩におつきあいいただきありがとうございます、つむぎです。

高齢化社会にあって、わが実家の親も例外なく長寿です。

親が高齢になると、即認知症の心配とまではいかなくても、身体機能の衰えなど、寄る年波には勝てないことが徐々に増えてきます。

家族にとっては、心配でもあり、悩みでもあります。親と遠く離れて暮らす人には、なおさらのことでしょう。

あなたの身近にも、まだ介護するほどではないけれど…という方がいらっしゃるようでしたら、ぼんやりとした知識として知っておくだけでもいざ現実に直面したときに慌てなくてすむかもしれません。

ここでは、認知症やお金の問題のように深くなる一歩手前の、そういえば「あるある」というような日常をほんの一部切り取りながら、高齢者との付き合い方、受け入れ方などをご紹介していきます。

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高齢者 5つのあるある

3桁の年齢に近くてもお元気な方は大勢いらっしゃいますが、そうではない高齢者と生活をしている中でありがちなことを挙げてみました。

実際にあること自体大変ですが、本人はもちろん、それが度重なると、家族への負担も日を追うごとに増えていきます。

一緒に生活する家族目線で、より時間と労力を使う順に並べ、その対応についても可能な限りでまとめてみました。

個人差は大いにあると思います。亡くなるまで認知面ではさほど問題がなかった実父は、①と④、今も認知症が進行中の実母は②③④⑤が顕著です。③と④については、初期の認知症が疑われる要因の中に入っていますのでご留意ください。

  1. 失敗を取り繕う
  2. 郵便物の取り扱いが困難になる
  3. 聞こえにくくなる
  4. 臭いに鈍くなる
  5. 昔の話を繰り返す

①失敗を取り繕う

本人は、自分がやるべきこともやりたいこともわかっているのに、身体が思うように動かず失敗することがでてくると思います。でも、本人としては認めたくない、プライドが許さない…と言う気持ちがあるのは当然です。

それが、排泄に関することであればなおさらです。

ところが、そのことが周りにとっては、精も根も尽き果てるくらいの一大事になるわけです。

本人は、うまく隠し通すつもりなのに、これまた思うように処理ができず、隠すどころか周辺一帯に証拠を拡散し続けることになります。

一方でその家族は、目の前の異様な光景にに落ち込みながらも、混乱している当事者を落ち着かせ、着替えさせるという使命が待っています。汚れ物の洗濯も。

 

実父は身体機能が衰えていき、最後は歩くのも大変な状況で、トイレに行くのも時間がかかるため、介護用パンツを利用していました。幸い認知面はしっかりしていて喜ばしいことなのに、そのことが時には介護をする家族にとっては大変なことにもつながりました。

トイレに行く前に介護パンツからもれてしまったり、自分でうまく処理できなかったことを隠そうとするのです。

普通に廊下を歩いていると水たまりができていたり、トイレの壁に格闘したであろう便のついた指先の跡が残っていたりと、後始末が大変なことも多々あったと家族は嘆いていました。

不思議なことに、私自身は一度もその騒動に遭遇したことがなく、実家に出向く時間帯には、平穏な空気が流れているので想像するしかないのですが。

失敗してしまったことは責めずに、知らせなかったことを咎めるのはなかなか難しいものです。しかも本人が十分に理解できるかどうかも怪しいですし。その瞬間は、やはりカッとしますから!人間ですもの。

夏場はともかく、寒い季節は着替えさせるのもひと仕事です。

対応としては・・・
  • こまめに声をかけ、トイレに誘導する
  • 日頃食べ慣れない物は、できれば避ける

 

声をかけ、トイレに誘導する…簡単なことですし、ほとんどの場合「大丈夫」「さっき行ったばかり」という言葉が返ってくるはずです。

ひと安心!?いえいえ、そこで決して安心してはいけません

診察室にもうすぐ呼ばれる、次の目的地までしばらくの間トイレに行けない…だからその前にと、色々な理由で言い聞かせたはずなのに、「やっぱり行きたい」なーんて直前に言い出すことも決して珍しいことではありません。

「えーっ、今!?」とアタフタするはめになります。時間を考えながら、あの手この手で上手に誘導してください。

 

日頃食べ慣れない物はできれば避けたほうがいいというのは、やはり体調に微妙な影響があるようです。元気な若者とは違いますからね。食べたとしても、ほんの少量で我慢してもらい、その後しばらく注意深く体調を観察するべきでしょう。

②郵便物の取り扱いが困難になる

デイサービスやシルバークラブなど、交友関係が限られている高齢者にとって、自分への電話や郵便物は楽しみの一つです。たとえ、それが公共機関からの事務的な通知等であってもです。

認知面では厳しい母でさえも、郵便物の中に自分の名前があると、目ざとく見つけては封を切ります。だから、郵便配達のバイク音には、人一倍敏感です。今となっては困ったことなのですが…。

家族が一緒のシーンではOKですよ。自分宛てのものだということはわかっても、書面の内容は十分理解できないため、文字が小さいとか、何のことかさっぱり…と言って、その場で家族に託してくれますから。

ただ、一人のときに、郵便受けから取ってきたものをさっさと開封してしまうとちょっと面倒です。

たまたまその場に家族が不在で、書類をまた封筒に入れ直したりしますよね。

もちろん、本人は悪気はないのですよ、あとで誰かに読んでもらおうとして片付けるだけですから。

 

なぜ、これが問題なのかわかりますか?

郵便物を複数同時に開封すると、どうしても書類が混ざってしまうのです。家族も文面を見ておおよそはわかりますが、まれに、この書類はどっち?ということもあります。

「〇〇の通知」などのお知らせは、まだいいんです。何らかの手続きのための提出書類、および期限があるものなど、慎重に扱うべきものもあります。いよいよのときは、発送元に尋ねれば解決するかもしれませんが、手間と時間が必要ですよね。

対応としては・・・
  • 可能なものは、家族宛てに変更する
  • 封書は、家族がいるときに開封してもらう

 

デイサービス関連の通知など、直接本人の年金や資産等に関わるものでなければ、家族宛てに変更できますから、調べてみるといいですね。行政や担当のケアマネージャーさんなどに相談してみてください。

あとは、本人より先に郵便物を死守すること(笑)でしょうか。

③聞こえにくくなる

「老人性難聴」については、認知症専門医師のサイトの内容からかいつまんでお伝えしますね。詳しくは、コチラを。

高齢者に対して、「都合の悪いことはきこえないふりして、悪口だけは地獄耳ね」と、世間でよく聞く高齢者あるあるですよね。驚くことに、これは、医学的にも説明できるものだそうです。

それはさておき、「老人性難聴」は、加齢に伴うもので、70歳以上の6割を超える割合で認められ、認知症のリスクの一要因なのだそうです。

実際のところ、父と話していても聞こえているのかいないのか反応がうすいと思うこともしばしばでしたし、だんだん会話にも参加してこなくなりました。

そんな日常で困ったと思うようになったのは、診察時です。

元気なときは、車で送迎するものの診察室へは一人で入室していました。次第に歩行が不安定になり介助が必要になってきたので、誰か必ず診察室にも付き添うようになりましたが、そこで初めてわかった驚きの状況が!

医師から何を聞かれても一切症状を訴えていないという事実。先生も家族にひとこと言ってよ!と責めたくなるような現実。「変わりないですか?」→「はい」、「その後痛みや、かゆみはないですか?」→「はい」…この繰り返しです。

今考えれば、はっきり聞こえていないことで、答えようがなく適当に相槌を打っていただけなのかもしれません。

(ここだけの話、医師にもいろいろな方がいらっしゃいますが、父の表情や言葉に気を配る気配もなく、高齢の患者への対応としてはいかがなものかと思った次第です)

自宅では、痛いだの痒いだの、あの医者はヤブだの言いたい放題なのに、面と向かっては何一つ訴えることができていないのです。ほぼ「はーい」と、受け流すだけ。

皮膚科など家族が見ても分かる症状は言葉を添えることもできますが、泌尿器科などは、本人以外誰もわかりません。薬が効いているやら効いていないやら、治療の効果も全く見えなくてほとほと困りました。

結局、父の場合は他の大きな病気を患ったことで、大学病院での手術前に全身の状況がつかめた次第です。

 

対応としては・・・
  • 大きい声でゆっくり、本人の正面から話しかける
  • 専門医に診せ、補聴器使用について検討をする

 

聞こえが悪いようだと感じられるようになったら、大きい声でゆっくり、本人の正面から話しかけることはもちろん、早めに専門医に相談し、必要に応じて補聴器を検討するようにしましょう。

補聴器も、これはこれでなかなか続かない人も多いと聞くので難しいとは思いますが。

④臭いに鈍くなる

認知症は、「MCI(軽度認知症)」と呼ばれる時期の早期発見が重要と言われますが、「臭覚」はその大きな鍵となるとのこと。

「臭覚」については、「意外! 嗅覚の衰えは認知症の初期症状かもしれない?」という記事内容をお借りしました。

嫌な臭いから開放されるのはありがたいことですが、好ましい香りまで絶たれてしまうのは悲しいですよね。

匂いを感じにくくなることで食欲が落ち、病気をしやすくなるというリスクがありますし、元気がなくなることで意欲も低下します。さらに、臭覚は時間や空間の認知とも関係していると言われているとか。

 

対応としては・・・
アロマテラピーで予防・改善を試みる

 

「アロマテラピー」は、TV番組でも話題になりました。

現在はやや落ち着きましたが、アロマを取り扱うお店やネットショップは大盛況。認知症の予防・改善に有効とされる香りのミニボトルやそれを詰めるペンダントのコーナーが特設されていました。

詳しくはコチラで。

⑤昔の話を繰り返す

最もわかりやすく、高齢者全般によく見受けられる光景ですね。高齢の親を持つ友人、知人はほぼ例外なくうなずきます。大体、うんうん…と聞くようにしているものの、結構ストレス溜まります。

毎回初めて話すかのように、そして、ほぼ同じ内容です。「え、また、そこから始まる?」と狂いがありません。

私も、母の同じ話がまた始まった…と、しばらくの間適当に相槌を打っていたものの、いつの間にかこれはさすがにおかしいなと思うようになりました。でも、どこからが認知症の兆候だったのかを振り返っても、その線引きは極めて難しいです。

対応としては・・・
親の言動に少しでも違和感があるなら、早急に専門機関で受診

 

やはり、今までと違って何かおかしいと感じたら、できるだけ早い時期の受診をおすすめします。早期に手だてをとることで、進行を阻止できる可能性も大いにあります!!

 

いざ受診となると、それはそれで診察室への道のりも大変なものがありますが…

※ そのことについてはこちらの関連記事もどうぞ。
「親が認知症かも!?受診渋った時の対処法を私の体験から解説!」

 

高齢者と話をするときは、たとえ内容に多少の間違いがあったとしても、強く否定するのはよくないといいます。

極端に言えば、命にかかわるようなことでない限りは、間違いでも指摘することなく、静かに聞いてあげるだけでいいとのこと。認知症が進んできたら、なおのことそうしてあげてください。

高齢者と同居中、またはこれから同居予定の方へ

「お父さんは気難しいでしょうけど話を聞いてあげて…」「大変でしょうけどお母さんを大事にしてあげて…」等々、高齢の父母や義父母と同居をしたことのない人は、皆そう言います。本心でしょうが、現実を知らないが故の無責任な発言でもあります。

私は、現在同居生活真っ只中ですが、必ずしも高齢者中心の生活をする必要はないと思っています。もちろん、高齢者をないがしろにするという意味ではありません。

例えば、家族構成によっては、高齢者も乳幼児も同居されているお宅がありますよね。高齢者だけでなく、乳幼児にも当然家族の支えが必須です。

体力のない人には体力にある人が、時間がなく忙しい人には時間のある人が、それぞれ補い合ってこそ、その家庭はまわっていくのです。誰かにだけ肩入れしても、バランスが取れませんし、長くは続きません。

休みなく365日を繰り返していくのですから。

逆の立場で考えても、ご本人たちは周囲が思う以上に迷惑をかけたくないという気持ちが強いはずだと想像できますよね。

もしある部分だけ頑張りすぎて、途中で息切れするとどうなるでしょう。

この先、介護をすることになったら…と考えてみてください。

それでも、ただ悲観するばかりでなく、「共倒れにならない」ために、公的な、あるいは民間の色々なサービスも知って上手に利用していきたいものです。

介護と同じくらい、自分たちの生活も大事にしてください。

まとめ

自分の親を見ながら、高齢者あるあるについていろいろ書いてきましたが、私はもちろん、いずれ誰もが通る道です。理想は、「PPK(ピンピンコロリ)」ですが、どうなることやら。

わが家の義母はすでに90代に突入していますが、すこぶる元気です。ひと昔前に「私たち夫婦が先に逝ってしまうか、もしくは介護生活になるかも…」なーんて笑っていたのが、ここ数年現実味を帯びてきて、お~こわっ!!

では、高齢者あるあるを簡単にまとめてみますね。

次のような兆しを感じるようになってきたら、注意を払って要観察です。

  • 失敗を取り繕う
  • 郵便物の取り扱いが困難になる
  • 聞こえにくくなる
  • 臭いに鈍くなる
  • 昔の話を繰り返す

加齢による老化を止めることはできなくても、症状に早く気づくことで、進行を遅らせたり、改善の余地があるかもしれません。

親と離れて暮らしている方にはなかなか難しいことですが、連絡をマメにするなど、すぐにできることから始めてみませんか。

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