高齢者の衣類を選択するポイントは?より快適な生活を送るための秘訣

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あぜ道散歩におつきあいいただきありがとうございます、つむぎです。

ご高齢の方が、上品におしゃれを楽しんでいらっしゃる姿はとても素敵ですよね。

ただ、自身での衣服の着脱が難しくなったり、服装に無頓着になったりすると家族は大変です。

 

実家の母に、高齢だからこそきれいな色を着せようとした際、派手すぎるなどと文句を言われた頃はまだ良かったのですが…。

最近では用意されたものを着るだけの生活になってきました。同じものばかり着たり、すっかりくたびれてしまった服を平気で着たりということも。

高齢者の服選びは案外難しいものです。

あなたは、親の服を買った際、サイズが大きく違い想定外だった、そこは考えていなかった等の経験はありませんか。特に介護をする側が、服の買い物に慣れてない場合は戸惑いますよね。

そこで、私の失敗例も交えながら、購入時に注意しておきたいチェック項目をお伝えします。

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現在のライフスタイルを考える

今、ご本人がどういう生活をしているのかが重要になってきます。

特に、次の2つは大いに関係します。

  • 基本的生活習慣の自立度は?
  • 診察時等に身体の一部を診せたりする必要がある?

基本的生活習慣の自立度は?

着替えが自身でできるのかどうか、いくらかでも他人に依存するようであれば、手伝う人にも容易な作りが妥当です。

しかも、介護の度合いは、徐々に変化します。場合によっては深刻な状況に進んでいくということも想定しておく必要があります。

着替えを手伝うといっても、その頻度が高いと着脱に時間がかかるものは面倒ですよね。ボタンやスナップ留めよりは、ジッパータイプのものになるかもしれません。

頭から被るタイプも一見手間がかからず良さそうですが、服の材質やデザイン次第では、かえって着脱が困難なものもあります。

また、軽微な麻痺であってもご本人の身体に少しでも動きづらい箇所があれば、より一層の配慮が必要になってきます。

例えば、Tシャツなど被るタイプのものは避け、片手ずつ袖通しができる前開きタイプが向いていると思われます。腕が上がらないなどの麻痺や怪我などあれば長袖のセーターは避け、前開きのベストにするなどの配慮が必要になってきます。

車椅子使用の方には、座ったままで着脱が容易にできるような工夫も必要になってきます。

診察時等に身体の一部を見せたりする必要がある?

病院の診察室での光景を想像してみてください。

膝が悪くてリハビリに通っているとしたら、楽に膝を出せたほうがいいですよね。そんな場合は、膝辺りから裾までジッパーで開閉できるリハビリ専用ともいうべきデザインのパンツがあります。

たとえば、次の「裾ファスナー付き」のパンツは、オールシーズン用ですが、防寒用、春夏用などいろいろ選べます。

 

 

同様に、肘が悪いなら肘がすぐ出せるなど、患部をすぐに見せられるような着衣が理想です。

私は逆に、それとは知らずに購入して失敗したことがあります。母がまだ元気なときに、この膝からのジッパータイプと気づかず渡したら、裏側がモサモサして気持ち悪いとクレームが。ジッパーの端が皮膚に触れて気持ち悪かったみたいです。

 

また、通院時に採血やレントゲン撮影はありませんか。

 

採血時には腕まくりをしますから、下着も含めてピチピチのものでは困ります。

長く病院通いに付き添っていると、レントゲン撮影時の服装にもルールが見えてきます。

下着に金具のないもの、その上に着るものは、ボタンのないセーター類を着用します。その格好ですと、何の問題もなく、そのまま撮影OKですぐ終了!

つまり、ブラのホック(検査をきっかけに金具なしのスポーツブラ等に替えることをおすすめ)や、ポロシャツやブラウスのボタンがあると、ほんの数秒の撮影のためだけに病院着への着替えが必須なんです。

着替え時の介助が少しでも必要な方は時間もかかりますし、第一、着替え用のスペースが狭くて介助者と2人同時に入るのが無理なところも少なくないです。

もちろん、通院は毎日ではないでしょうから、その日だけ気をつければいいですが、リハビリに頻繁に通う方はその患部に見合った機能性のものを探すことおすすめします。

体型の変化

意外に気が付かない、本人の体型変化。

性別関係なく、年齢ととも身体は変化しています。

それなのに、毎日のように顔を合わせていると、見た目の変化にはかえって気づきにくいようです。よく、身長は縮むと言いますが、身体つきも観察する必要があります。特に下半身は要注意で、お腹周りの肉付きや脚のむくみなどにも気をつけてください。

 

これは、私の失敗例ですが…。

母は、つい最近まで、いえ、私が気づくまでずっと細身でした。普通サイズでは、ダブつくのでワンランク下のサイズでもいいほど。長年そう思い込んでいるので、体重を知らされてもほとんど気にも留めていませんでした。想定外のことだったのです。

多少太ったとはいえ、Lサイズでは大きすぎるかもしれないくらいの感覚で外出用のパンツを買っていったら…

えっ。入らない!?ウエストどころか、太もものあたりからすでにムリ。

このとき初めて母の身体を凝視しました。あの細かった身体はどこにもありません。ウエスト周りがど~んと寸胴鍋のようで、目の前の光景が信じられませんでした。購入したパンツが履けるはずないと、この時点で初めて確信しました。

2Lサイズを探し、裾を短くお直ししてもらって、やっと、このときの任務を完了した次第です。

高齢者向きの服をどこで購入するのか

では、高齢者用の服はいったいどこで購入すればいいのでしょう。

まず、大手のデパートにはシニア向けのコーナーがあるかもしれませんが、お値段もそれなりにするでしょう。できるだけ費用を抑えたいというのであれば、地元の商店街で思わぬ掘り出し物があるかもしれません(もちろん、商店街でもお高いところは多々あります)。

また、「しまむら」でも探してみてください。お目当てのものが安価で手に入るかもしれません。

ただし、しまむらの商品は、パンツ類はゆとりを持った作りではないようですので、サイズの確認は慎重に。ウエストだけでなく、お尻や太もものサイズにもご注意を。

 

ネット上にも多くのサイトがあります。

オーダーメイドもあります。必要に応じたキーワードで検索をかけると、かなりの数ヒットします。

「高齢者 服」で検索するだけで、Amazon、楽天市場を初め、複数のサイトで商品を見ることができます。キーワードを追加すれば、お目当ての服に出会えるかもしれません。

「Chiaretta-キアレッタ-」という、高齢者の着やすい服・脱ぎやすい服を提唱されているサイトも見つけました。

介護用と一般服の中間に位置づけた機能付きファッションが取り扱われています。

TV番組で紹介されたこともあるそうで人気のようです。なんといっても高齢者に限らず、身体の動きが制限されている人に微に入り細に入り寄り添う姿勢には大いに共感が持てますが、そのぶん価格にも時間にもたっぷりの上乗せが必要のようです。

その他

サイズが決まれば、あとは素材色、デザインを選ぶことになります。もちろん価格も決め手の重要なポイントの一つではありますが…。

素材について

素材選びは、結構重要です。家族や介護者が付きっきりでマメにお世話できる場合はいいですが、そうでない状況も多いと思います。そうなると、季節ごとの衣替えなども厳しくなるし、なかには、一定の温度管理がされている施設での生活がほとんどという人もいらっしゃるでしょう。

なので、ご本人のおかれている環境や状況から選ぶようにします。

例えば、極寒や酷暑の時期は別にしても、残りのシーズンは同じ素材で通せるようなものを選ぶといいです。ただし、このような素材は、化学繊維を含むものになってきますので、皮膚が過敏な人には向きませんから天然素材のものを。

色、デザインについて

ご本人が選べるなら、それに越したことはありません。そうでない場合は、周りの人が相応に選んであげてください。

 

ここで、またしても私の失敗例です。

服ではないのですが、母のお気に入りのバッグがいい加減傷んできたので、私が独断で母の好みに合いそうなものを買ってきました。すんなり受け取るかと思いきや、「地味ね、おばあちゃんが持つような色だね。」(はあ?あなたも、りっぱなおばあちゃんなんですけど!?笑)

母の年齢や好みなどを十分考慮した上での選択のはずでしたが、見事撃沈です。当たりをつけた商品からいくらかずらして「少し派手かしら?」くらいがちょうどいいのかもしれません。

まとめ

一般的には、お父様を一人で介護する娘さんより、お母様を一人で介護する息子さんのほうがなにかと大変なことが多いように思われます。

たとえ服のことが解決したとしても問題は山積みでしょうが、それでも、服を新調することはいくつになっても嬉しいものです。

もちろんオーダーメイドがベストだとは思いますが、フツーの生活レベルであれば、価格帯の低い実店舗やネット販売を上手に利用したいですね。

高齢者の服を選ぶときは、

  • 現在のライフスタイルを知る
  • 体型の変化を知る
  • 服の購入先や素材について大まかに知り、ふだんから選択肢を広げておく

身近な高齢者の生活が健全で穏やかに続くよう、見守る側もできるかぎり寄り添っていきたいものです。

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